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十二月大歌舞伎を観てきました【第2部】

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現在歌舞伎座でやっている、十二月大歌舞伎の第二部と第三部を観てきました。
最近、市川中車(香川照之)さんがすごく好きで、一度中車さんの歌舞伎を観てみたくて。
歌舞伎を観るのは今回で3回目です。

第二部は、「らくだ」と「蘭平物狂い」。どちらも初めて観る演目です。
愛之助さんが出演されているので、ロビーには着物姿の紀香さんが。
きれいでスタイルもよくて、心の中でテンションが上がってました。(ミーハー)

二部は3階席の右側の席で観ました。
宝塚みたいにオペラグラスの貸し出しがあるのかな?と思っていたのですが、歌舞伎ではそういうサービスは無いのですね。
なので俳優さんの表情などはほとんど分かりませんが、舞台全体の様子はしっかり確認できました。

 

らくだ

第二部では、中車さんはらくだに出演。
コミカルな劇で客席からも笑いが絶えませんでした。
声や動きからも十分面白さが伝わってきましたが、細かい表情を観れた方がさらに面白かっただろうなぁと思います。
この演目では死人の宇之助(片岡亀蔵さん)をかついで手をとって踊らせる場面があるのですが、その死人っぽさがすごいなぁと思いました。
手とか足がだらりとして、かついでいる人に体重をあずけて、本当に死んだ人のように見えるのですが、実際はある程度は自分で体重を支えているのかなぁと。
その力の入れ具合と抜き具合のバランスってきっと難しいんだろうなぁと思いました。
中車さん演じる久六は、最初はオドオドしているけど、お酒を飲むとだんだん人格が変わって強気な性格になっていくというものでした。
オドオドっぷりも面白かったし、お酒を一杯飲むごとに少しずつ人格が変わっていってほんとに酔っているように見えるのが面白かったです。

蘭平物狂い

次に、蘭平物狂い。主人公の蘭平は、尾上松緑さんが演じられていました。
私は歌舞伎を観るときは音声ガイドは使わず、事前にパンフレットの筋書きを読んで、話の流れを頭に入れています。
らくだは話す言葉が現代語に近く、すごく分かりやすい話だったのですが、こちらは古典的(?)な言葉遣いだったので、大筋は分かるのですが細かいところが少し分かりづらかったです。
物語は前半と後半に分かれていて、前半は会話のシーンが多くて少し眠くなってしまいました。(お隣の方も少し寝ていました 笑)
私にはこの演目はまだ早かったのかも、と思いながら、後半の幕が降ろされた瞬間、全く予想していなかった光景が目に入ってきました。

前半では、蘭平が父親の仇を取るために、弟と一緒にその相手を襲う決意をするところで終わりました。
後半からは実際に相手を襲いにいく場面なのですが、幕が開いた瞬間、もうすでに戦いの真っ最中だったのです。
私の中では相手の居室(病気に臥せている設定)にそーっと忍び込んだり、敵に見つかってしまう場面があるのかと思いきや、もう最初っからめっちゃ大勢の敵の配下に見つかって戦っている場面だったんです。
この話の省略っぷりというか、場面の変わりっぷりがすごく斬新だなぁと!
この予想外さと、大勢の役者さんによる美しくて迫力のある構図で、一気にこの世界に引き込まれました。
そこからは、見どころの連続です。
蘭平がばっさばっさと敵を倒していきます。
パンフレットに「大立廻り」といえば蘭平物狂いである、と書かれていたのですが、これのことかー!!と思いました。
客席も大盛り上がりで、敵がやられるごとに拍手が湧くし、アクロバティックな演技では「おぉ〜〜」と歓声が上がることも。
特に一番の見せ場であろう大梯子のシーンは、見事でした。
三階席でしたが、舞台全体を見渡せて、大満足です。

途中、戦いの合間に蘭平が自分の息子を探すシーンがあるのですが「父はここにいるぞ!」と息子に呼びかけるシーンでは、ちょっとウルッときてしまいました。
台詞の言い方とか、間の感じがなんだかグッときたんですよね。

 

らくだ目当ての二部でしたが、蘭平物狂い、最高でした。
(前半眠くなってしまってすみません!!)
また見てみたいなぁと思う演目でした。


第三部の感想に関しては、次の記事で書きたいと思います。

 

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